会・会員として、研究成果を著作・投稿しています。
会員個人の著作・投稿は、膨大なものになりますが、「調べる会」の肩書きで書かれたもの、内容に「調べる会」が紹介されたものに限って、以下にまとめます。
著作
| 書 影 | 内 容 |
![]() | 髙橋哲編『教員の「働き方改」革はなぜ進まないのか:教育・教員の特殊性をふまえた改革提言』日本評論社、2025年 山﨑洋介さんが、第3章「なぜ教員数が増やされないのか?:義務標準法「乗ずる数」を知っていますか?」を執筆しています。教員定数増のために、教員定数算定の仕組みを解説し、特に義務標準法第7条1項1号の「乗ずる数」改善によって学級担任外教員の定数を増やし、教員一人あたりの授業持ちコマ数を減らすことが重要だと述べて、必要な教員数や財政量に関する提言もしています。 |
![]() | 宮内藤夫『教育が重視される国・日本を目指して:元校長のあくなき挑戦』文芸社、2025年 「教育の明日を考える会」を主宰し、教育現場の支援する様々な活動に尽力されている宮内藤夫さんの2冊目の著書です。 2024年2月4・5日に水戸市で行われた「これからの教育を考える会」(「教育の明日を考える会」と調べる会の共催)の様子などが記述されています〈139-140頁〉。 |
![]() | 佐久間亜紀『教員不足ー誰が子どもを支えるのか』岩波新書、2024年 調べる会の調査研究に関する記述が随所に引用され、「参考文献」には最多の5本の論文、著作が紹介されています。 「例えば全6学級の小学校では、6学級×乗ずる数1.292=7.752人となるが、これを7人にするか8人にするかは、自治体ごとの判断に委ねられる。四捨五入すれば8なので8人が配当されてもよさそうなものだが、『ゆとりある教育を求め全国の教育条件を調べる会』が情報公開請求によって丹念に行った調査によれば、6学級規模小学校を7名以上配置している都道府県は、2009年度で26に過ぎなかったという。しかも、残る21都道府県は、さらにそれを下回り、6名しか配当されていなかったという(山﨑他 2010)〈52-53頁〉。 |
![]() | 宮澤孝子『福祉国家型敎育財政と教育条件整備行政組織:その理論と法制に関する歴史的研究』エイデル研究所、2023年 教育財政学者の宮澤孝子さん(宮城教育大)の博士論文をもとに出版された本。 「教育は権利として保障されているにもかかわらず、保護者や学生が直接負担するお金は多すぎるし、学校や先生に必要な予算は少なすぎる」という問題意識から、教育的必要を充足するための教育財政を実現するためにはどうすればよいかを明らかにするため、日米の教育条件整備の理論や行政の歴史について探求した労作です。 注釈の中で、「ゆとりある教育を求め全国の教育条件を調べる会の活動は、まさに調査から明らかにされた事実をもとにして、教職員定数改善を求める運動を展開するものとして注目される」と記述されています。 |
![]() | 宮内藤夫『「子どもの幸福のための教育」を求めて』幻冬舎ルネッサンス新書、2023年 「教育の明日を考える会」の宮内藤夫さんの著書です。 著作の中で2023年3月16日に「教育の明日を考える会」と調べる会が共同で、公明党国会議員5名に対して、教育政策の充実を訴えた衆議院議員会館での会合について紹介されています〈103頁〉。 |
![]() | 山﨑洋介・杉浦孝雄・原北祥吾・教育科学研究会編『教員不足クライシス:非正規教員のリアルからせまる教育の危機』旬報社、2023年 小宮幸夫さんが第3章「非正規雇用のための雇用マッチング組織の問題性」を執筆し、山﨑洋介さんが編集し、「はじめに」、第4章「非正規教員とは?どのように増えているのか?」を執筆しています。 |
![]() | 山﨑洋介・山沢智樹・教育科学研究会編『もっと!少人数学級:豊かな学びを実現するためのアイデア』旬報社、2021年 山﨑洋介さんが、編集を務め、「まえがき」、第4章「進めよう!本格的な少人数学級:20人学級は計画的に実現できる」を執筆しています。コロナ休校開けの分散登校がきっかけとなって、少人数学級実現を求めるの声が大きくなり、編纂された本です。2021年3月の義務標準法改正による35人学級制実現につながりました。35人学級に終わらせず、20人学級制を展望して、あるべき制度とその実現可能性について検討しています。 |
![]() | 井深雄二『現代日本教育費政策史:戦後における義務教育費国庫負担制度の展開』勁草書房、2020年 広辞苑並みの1320頁(索引、財政統計資料を除く)、定価18000円+税という、井深雄二さんの、文字通りの大著です。調べる会の調査研究についても参照、検討してくださっている箇所がいくつもあります。索引によりますと、「山﨑洋介」は9か所、「橋口幽美」は4か所。あとがきにも、「親しくさせていただいている。」とご紹介をいただいています。義務教育費国庫負担制度研究のしっかりとした土台を築いていただき、その中に調べる会の調査研究も位置付けてくださったことに深く感謝したいと思います。 |
![]() | 山﨑洋介・ゆとりある教育を求め全国の教育条件を調べる会編『いま学校に必要なのは人と予算:少人数学級を考える』新日本出版、2017年 前著『本当の30人学級は実現したのか?』から7年後に出版した増補版です。国民世論となった少人数学級ですが、自治体裁量で行われる少人数学級制には、学級が増えても教師が増えなかったり、臨時教員ばかり増えるなどの問題も生じています。教師の数・配置がどう決められているかというしくみを知ることで、教育条件の改善につながる少人数学級のあり方や教育財政制度について考えようと提案しています。 |
![]() | 日本教育法学会『教育法の現代的争点』法律文化社、2014年 日本教育法学会結成40周年を記念して編集された80のテーマ別の論考集。橋口幽美会員が42「義務教育諸学校における教職員の非正規化について」、山﨑洋介さんが49「義務教育費国庫負担制度と教職員定数」を担当執筆しています。 その他にも、調べる会の多くの会員が、日本教育法学会で発表、報告され活躍しています。 |
![]() | 世取山洋介・新福祉国家構想研究会編『公教育の無償性を実現する: 教育財政法の再構築』大月書店、2012年 故世取山洋介さんが編集し、教育財政・条件整備制度の歴史を根本的に見直し、教育的必要を満たす制度の骨格と財政量を提示した労作です。執筆者には、当時大学生・院生を含めた若手研究者が多かったのですが、現在は学会などで中心的に活躍されている方々ばかりで、今読んでも、大変読み応えのある本です。 山﨑洋介さんが、第4章「学級定員基準とその仕組み」を執筆しています。他にも会員がたくさん執筆しています。 |
![]() | 山﨑洋介・ゆとりある教育を求め全国の教育条件を調べる会『本当の30人学級は実現したのか?:広がる格差と増え続ける臨時教職員』自治体研究社、2010年 調べる会事務局で合宿をし、話し合いながらつくりあげた本です。 2001年の義務標準法改正により、学級編制の弾力化がはかられ、全国に地方裁量での「少人数学級制」が広がりました。しかし、教職員配置に格差が生じたり、臨時教職員が急増しました。 学校と地方に起こっている実態を分析し、そのカラクリを解明しながら、「本当の30人学級」を実現するためには何が必要なのかを提言しました。 |
![]() | 橋口幽美『本当の30人学級を考える:知っていきたい先生の配置のしくみ』自治体研究社、2003年 調べる会の前身である「学級定数を減らしゆとりある教育を求める会」の事務局の橋口幽美さんが出版された本。学級編制の弾力化をうちだした2001年義務標準法改正により、何がどう変わったのかに焦点をあてながら、教員定数算定や配置のしくみについて解説しています。この本を読んだ者が集まって、2004年に調べる会が結成されるきっかけとなりました。 |
![]() | 橋口幽美『学級編制のしくみを考える』自治体研究社、2001年 調べる会の調査研究活動は、「41人なのにどうして1クラスなの?」、「161なのになぜ4学級?」、「どうして宮崎は41人以上の学級がこんなに多いの?」との思いで 始まった宮崎県の「41人学級をなくす運動」でした。ちょっとややこしい話ですが、ミステリーとして読んでいただけるように「ものがたり」として書かれています。 最後に「どんでん返し」もあります。 |
投稿
2025年度(2025.8-2026.7)
| 日付 | 氏名 | 投稿先 | タイトル |
| 2025.12.10 | 山﨑洋介 | 『教育』No.960、旬報社 | 続・「働き方改革」をまっすぐ教育条件整備へ |
| 2025.12.7 | 山﨑洋介 | 「京都教育センター通信」復刊171号、京都教育センター | 「個人請願の組織化」のススメ |
| 2025.10.1 | 山﨑洋介 | 「先生コネクト」、朝日新聞社 | 教員不足の実態とその主な要因は? 文科省の対策ととるべき解決策を解説 |













